火打池を整備しようと思いたつ

ゲンゴロウが見たい!

 「この間、武蔵野市の子どもたちが来た時に、ミツガシワのあるため池(火打池のこと)で遊んだよ。今どきミツガシワの群生ってめずらしいんだよ。そこにゲンゴロウもいたから、子どもたちと捕まえようと大はしゃぎで楽しかったよ」
 仕事で長岡市小国町法末集落に関わっている私に長岡市の職員の方が話してくれました。(ゲンゴロウ・・・私、池とかで実際に泳いでいるのみたことない…。火打池にいるんだ。。。)

 その後、しばらくして火打池に行ったのですが、すでにヨシや池の周りに草が茂っていて、池の土手がはっきりしないためどこまで踏み込めるのか分からず、メダカがたくさんいるのはわかったものの、ゲンゴロウは探せませんでした。

水面には水草が一面に、池の縁の草のところは陸地化と思ったら、浮島でした。

 ここは長岡市内でも有数の豪雪地帯。そのため雪どけから五月中ぐらいまでは草も水草もなくすっきりと綺麗なんです。ですが、夏も近くなると写真の通り、水草や草(水生植物)が茂ってしまい池の中を観察するのは難しくなってしまいます。

 一年中池の中を覗けるようにすれば、ちょっと立ち寄る人がいるかも、景色がいいし、風も来るし、ゲンゴロウみたいし、何か他にもいそうだし。

 タイミングよくこの集落出身のだいさんもこの池を整備しようと考えていたことから、「よし、次のシーズンからこのため池を親水公園のように整備していこう!二人いればなんとかなる!」ということになりました。

念ずれば叶う

 しかし、整備をすると言っても草刈りだけではちょっと・・・。この池は道路から3mぐらい下がったところにあるのですが、とくに道路から降りるための道もなく、池の周りは昔は田んぼだったので、雨が降れば水がたまり、いつまでもぐちゃぐちゃです。

 道路から降りてくるのに階段とか、池の周りを一周できるように木道とか欲しいね、資材がいるね、お金がいるね、お金~、お金~、お~か~ね~。”念ずれば叶う”ということで、念じてみました。
 すると・・・「いい取り組みだよ、面白そうじゃない。うちのお金使っていいよ。」と言ってくれた人が現れたのです。

 次回からはいよいよ、整備計画に着手です。

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