あったらいいな、こんな場所 その1

 今どきの子ども

 どんな場所にしようかと考えたときに、真っ先に浮かんだのが「今どきの子どもでも怖がらずに近寄れる場所」でした。
 なぜかというと、私には小学校1年生の息子がいて昆虫やメダカ、カエルなど「生き物」が大好きなのですが、草むらやぬかるみが苦手なようで、前に火打池に連れてきたときになんだか微妙な反応だったのです。喜ぶかなぁと思って連れて行ったのですが。。。。
 考えてみれば、通学路は全てアスファルト舗装で坂道なし、近所の公園は築山があったり、雨の後には水たまりがあったりはするものの、基本的にはきれいに整備されています。もちろん草が膝ぐらいまで伸びている場所もありますが、あえて入ったりしなくても遊ぶ場所は十分にあります。要は、ある程度管理されてる場所でしか遊んだことがないんです。
 普段接することのない、掻き分けないといけないような丈の高い草や、足を(靴を)取られるようなぬかるみは慣れていないこともあって「怖い」のでしょう。
 もちろんそんな子ばかりではないと思いますが、昆虫やメダカが好きなのに手前の藪が怖くて近寄れない、意外とこういう子がいるのではないかと思ったんです。

 もう一つ、息子を見ていて「あれ?」と思ったことがあります。

 眼の前にたくさんいるメダカやアメンボを網で捕まえられないんです。動きはオーバーアクションだから遅いし、水面をさっとすくえばいいのに、網を深く入れて水草に絡めるし・・・。
 そういえば、カブトムシやカミキリムシ、コガネムシ、ダンゴムシなどは小さい頃から捕まえてましたが、トンボや蝶は捕まえたことがない。そう、「見つければ捕まえられる昆虫」と「見つけてもなかなか捕まえられない昆虫」っているんですね。息子の場合はせいぜい、バッタぐらいまでしか捕まえられません。

 メダカ捕りも、トンボや蝶を捕まえるのもできなくてもなんの問題もないけど、「生き物が好きだ」と言っているからには、やはり捕まえられる技術を身に付けたほうがいいでしょう。
 こういうものは、経験するうちに自然と身につくのだろうけど、特にメダカや水生昆虫は、あまり経験する場所がないような気がします。
 池があってきちんと管理された公園は「公園内の生き物や植物を取らないでください」というところが多いですし、この辺の農業用水路は大きいので「危険ですから近寄らないでください」、田んぼの側の小水路は、水を入れる時期以外は止めてしまうので、あまり生き物がいないんです。

 以前、小学3年生の授業のお手伝いに行ったことがあるのですが、クラスの半分ぐらいの子が昆虫が苦手と言っていました。自然の中で昆虫と触れ合う機会が減っていて、昆虫というと、家に入ってくる蚊やハエ、カメムシ(水がきれいな田舎ほど多い?)などのイメージしかないこともることも昆虫嫌からかなと思ったのです。その時、昆虫ってかっこよかったり、きれいだったりするのに、嫌いだなんて勿体ないって思ったんです。

 あったらいいなこんな場所

 私が子どもを連れて遊びに行きたくなるような場所をまとめると

  • 心配性、神経質な子でも怖がらずに行けまで近づける場所。
    自分の子どもや友人の子どもを見ていると、心配性、神経質な子ほどじっくり生き物を見ているような気がします。そんな子が安心して遊べる場所
  • 離れた場所からでも顔を上げればお父さん、お母さんが見える場所
    「一人で大丈夫!」と言って離れていったのに、見えなくなるとすぐに「ママ~」ですよね。
    子どもが一人ならずっとそばにいてあげることもできますが、二人、三人となると目が行き届きません。お父さん、お母さんにとっても、見通しがいいということは大切。
  • 「見つけた」と思ったら、網で捕まえても怒られない場所
    虫取り、魚捕りで培った技術や反射神経、運動神経はきっと将来何かの役に立つはず!
  • ちょっとした冒険をしてみようと思える場所
    階段のついてない土手を登るとか、ちょっとした水路をジャンプして超えるとか、そんな小さなチャレンジができたら子どもも楽しいし、見ている大人も子どもの成長を見られる!

大したことじゃないのですが、でも、意外とないこういう場所。需要がないからかな。
次は、大さんの意見を聞いて、具体的にどうするかを考ます。

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