ウド

ウド

ウコギ科タラノキ属

山菜といえば「ウド」という方も多いと思います。
私はてんぷらが好きですね、誰かが作ってくれるのなら。

ウドといえば右側の写真のような密生した毛と独特の臭いでしょうか。あとは収穫したときのべたつき。
あまり間違えることはないのかもしれませんが、私はシシウドと間違えました。遠目から見るとなんとなくウドっぽく見えないでしょうか。
冷静になって周りに開いている葉っぱを見れば違うのは分かるのですが・・・。匂いもべたつきもなく、毛も生えていません。

シシウド(セリ科)

 スーパーで売られている白っぽい部分が長いウドは、地下の室に株を入れてもやしのように日に当てずに育てたものですが、この栽培は江戸時代から行われていたそうです。
 栽培しやすい野菜だったのでしょうか。

 因みに、「ウドの大木」という言葉がありますが、ウドは成長すると確かに1.5m~2mぐらいになりますが、木ではありません。草本類です。
大きくなっても草なので、木材になるわけではなく「図体は大きいけれど役に立たないもの」という意味で使われています。