新たな発見がたくさん!

先日、火打池保存会の会員になってくれたIさんが、新潟市から息子さんと一緒に火打池に遊びに来てくれました。
もちろん、メインは昆虫観察ですが、筏に乗ってヒシの駆除作業も手伝ってくれました。
この作業を「楽しい!」って言ってくれたのはIさんが初めて!すご~く親近感を持ってしまいました。

 実はIさん、昆虫だけではなく植物にも詳しくいろいろと教えていただき、しかも、話しているうちに共通の知り合いがいたりして話が弾みました。
 池の中に落ちていた(すでにお亡くなりになっていました)たのは、ルリボシヤンマ(♀)、これからの季節に増えてくる大型のトンボで、ギンヤンマと比べるとその大きさがよくわかります。黒いのがビュンビュン飛んでいる、と思ってみていたのはこれだったようです。

 昨年の秋の昆虫博士ネットワーク主催の観察会に来た時に、このトンボを見かけたので捕まえようとしたが、捕まえられなかったとのこと。分かります、私も以前チャレンジして全く歯が立ちませんでした。

 そしてこちらはとってもミクロ。拡大していますが、体長4mmのコガシラミズムシの仲間。お古ですがマクロ撮影のできるカメラを入手したので、きれいに撮影することができました。

 このミズムシと一緒に入っている水草は「センニンモ」ではないかとのこと。
これは以前、群生していた場所があったのですが、日の当たり具合がよくなりすぎてフラスコモの仲間に駆逐されつつあるような感じです。

 センニンモもフラスコモも最近は数を減らしていて、絶滅危惧種に指定されているものが多いそうです。日当たりがよければ爆発的に増える(私の中では、要駆除リストに入っています)そうですが、農薬にはとても弱いそうです。火打池は農薬は入らないので水草類の成長が凄まじく、あまり丁寧にみていませんでした。

 今回、Iさんにいろいろ教えていただいたので、もう少し水草類に気を遣うことにします。
 遠いところ、ありがとうございました、また来てくださいね!

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