すっかり秋になりました。
火打池の周りはいつの間にか赤とんぼだらけ。
こちらのHPを参考にアキアカネとナツアカネの見分けをしようと思い、6匹ほど捕まえましたが、すべてアキアカネでした。
アキアカネは平地で羽化し、すぐに涼しい高地に移動、涼しくなると平地に下りてくるそうです。
そして秋といえば味覚の秋
池からヒシを引き上げていた大さんが、このぐらいのヒシの実が食べごろだと言ったので、久しぶりに持ち帰って調理してみることに。
実は、何年か前に”ヒシの実を食べよう!”とチャレンジしたのですが、ゆでた後に皮をむくのが大変すぎて、ゆでたものをほとんど捨ててしまいました。
しかし、大さんが「親がご飯に入れていた」と言っていたので皮の剥き方にはコツがあるはず、ということで再びチャレンジ。
水で洗って10分ほど茹でて、水からあげる。
包丁で根本、両サイドを中の実が見えるまで切り落とす。
最初の2、3個はキッチンバサミでも切れたのですが、そのうち固くなってきて切り落とすことが困難に。
しかも、切り落とした後上下の平な部分の皮が開けなくなってきました。前回はここで断念。
今回は、水からあげていたヒシの実をお湯につけ、皮を剥くときにお湯からひとつづつ出すという方法に変えてみたところ、これが正解だったようです。
20個ぐらいかな。お皿は長辺が8cm。苦労の割に少ないです。
このまま食べるとほくほくした感じはあるものの、甘味のない栗のような、粘り気のない里芋のような、そんな感じです。
今回は大さんがご飯に入れていた、と聞いていたので「ヒシの実ご飯」で検索すると、結構ヒットしました(西日本では食用の鬼菱が栽培されています。)。
因みに、新潟県でも昔は食べていたようですが、あく抜き、皮むきが面倒で食べる機会は少なかったそうです(←納得です)。
今回は、塩と酒、ヒシの実だけでシンプルに炊き込みご飯にしてみました。
下茹で時間が長すぎたのか、ちょっと柔らかく、ご飯を混ぜたら砕けてしまいました。
そして、色が白っぽいのでご飯茶碗によそうと見えにくいです、目立たず控え目
量が少なかったこともあると思いますが、味も香りも控え目です。
「あれ、なんか入ってるけど何だろう?」という感じです。
これはこれで、秋の味覚として悪くないと思います、油揚げとかキノコと一緒に炊き込みご飯にするとおいしいそうです。
なんて書いたら本格的な炊き込みご飯に入れて食べてみたくなってきました。
池のヒシ、まだ残ってたかな・・・。
そうそう、火打池にはもう一つ秋の味覚がありました。”アケビ”です。
今年は池の周りのものは、少なめ、小さめです。
遊びに来たら探してみてくださいね!
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