変わる景色

少し前にも書きましたが、現在、火打池の前の県道の道路改良工事が行われています。
道幅が広くなれば、冬場の除雪作業の難易度もきっと少し下がりますね。
冬場は、車一台分しか通れないので、よほどのことがない限りこの集落には近寄れない私です。

さて、県道改良工事は工事自体は今年は池の前までは来ないのですが、先日、道路工事の支障になる杉の木の伐採が行われました。

撮影方向が一致していないので、作業前、作業中、作業後の比較がうまくいきませんが、
大きな杉の木がなくなった、ということはお分かりいただけたと思います。

さて、大きな切り株がありましたのでここはお約束、年輪を数えてみました。
ちょっと長さが分かりにくいですね、すみません。

ちまちま数えて、年輪は149本
今からおおよそ150年前に植えられたということですね。

今から150年前というと1873年、明治6年です。
何があった年かというと、
◎学制に基づいた日本で最初の小学校、東京師範学校附属小学校(現・筑波大学附属小学校)設立。
◎明治政府がキリシタン禁制の高札を取り除き、キリスト教を黙認。
◎明治政府が日本人と外国人の国際結婚を認める条規を制定。
◎明治6年の政変。征韓論派が敗れ、西郷隆盛が当日、板垣退助らが翌日に参議の辞表を提出。
すっかり歴史の中の時代ですね。

そのころのこの集落はいったいどんなだったのでしょう。。。
現在、この木の生えているあたりから県道の幅、5mぐらいだけが両脇より高くなっていて、
火打池はそこから3mぐらい下がります。
火打池は天然の池だったということなので、かなり急峻な細尾根だったのでしょうか。

今となっては知る由もありませんが、きっとこの木が植えられた当時は、今とはずいぶん違った景色が見えたのでしょう。

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