ミヤマナルコユリ
キジカクシ科アマドコロ属
まだ新芽の段階では、この辺りでよく見るチゴユリかと思ったのですが、葉の裏側につぼみがついたのを見てナルコユリかと。
しかし、ナルコユリにしては葉の形が丸いので調べたところ、同属のミヤマナルコユリに行きつきました。
ナルコユリとの違いは、微妙ですが、実はいろいろあるようです。ナルコユリが近くになく、比較できなくて残念ですが。
・葉の形 ナルコ→葉が細長い ミヤマ→楕円形で葉縁が波打つ
・花柄 ナルコ→元から下に垂れ下がる
ミヤマ→葉の裏側に沿うように斜め上に上がる
・花の数 ナルコ→多い 1つの花柄から分岐して1~5個
ミヤマ→少ない 1つの花柄から分岐して1~3個
・花の形 ナルコ→筒状で先端のみ6裂し、外に反る
ミヤマ→筒状で先端のみ6浅裂し、裂片はそり返らない。
そうです、いつまでたっても花が開かないと思っていたら、そのまましおれていました。これで精いっぱい開いていたようです。
こんな状態で受粉できるのか、心配になってしまいます。
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