フトヒルムシロかヒルムシロか、ようやく再調査に行ってきました。
まずは浮葉の大きさの比較
左に置いてあるのがフトヒルムシロ、右がヒルムシロ。浮葉の縦の長さを比べてみると3倍ぐらいありました。
続いて沈水葉の確認。
沈水葉とは、文字通り水の中に沈んでいる部分の葉のことで、水草類は浮葉と沈水葉の葉の形が異なるものが多いようです。
沈水用に明確な葉柄がないのがフトヒルムシロとのことですが、右の写真の通り、沈水葉が茎を包み込むようについていて葉柄は見られませんでした。
浮葉の大きさと沈水葉の形状から、これはフトヒルムシロに決定。
フトヒルムシロは水深1mぐらいのところから生えていたので、しっかり沈水葉がついていたのですが、ヒルムシロは浅瀬にしか生えていなかったため、沈水葉がありませんでした。
沈水葉の比較ができなかったのが残念!筏に乗って丹念に見回れば、一カ所ぐらい深いところに生えているかもしれません。ヒルムシロの沈水葉を確認したいところです。
写真があまり上手に取れませんでしたが、元の写真をご覧になりたい方はお問い合わせください。
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