フトヒルムシロ
ヒルムシロ科ヒルムシロ属
池の縁近くに群生するヒルムシロと比べ明らかに浮葉が大きく、火打池ではヒルムシロが生えていない日当たりの悪い池の縁から1.5mぐらいの場所に生えていました。
(ヒルムシロと比べると)株数が少なかったので採取するのも気が引けたのですが、ヒルムシロとの区別は沈水葉(水に沈んでいる葉)に明確な葉柄があるか、ないか、ということなので一株抜いて確認しました。
写真が下手でわかりにくいのですが、沈水葉(右の写真)は茎を包むようについており、明確な葉柄がなかったことから、フトヒルムシロで間違いないようです。
右がヒルムシロ、左がフトヒルムシロです。
浮葉の大きさ、茎の太さがずいぶん違うのですが、これはヒルムシロが密生して生えているのに対しフトヒルムシロは日当たりは悪くとも池の中にポツンと生えているせいなのか、もともとこのぐらい違うものなのか、ちょっと微妙です。
ヒルムシロは池の縁の浅瀬にしか生えていないため、沈水葉を確認できないのがちょっと残念です。
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