このところ急に暖かくなって、あっという間に桜が満開ですね。
この陽気なら火打池もそろそろオープン準備が始められるかと思ったのですが、まだ巨大な池のままでした。
もう少し水が引いていて、長靴でなら池の縁に下りられるかと思っていたのですが、まだしばらく無理そうです。もう少しお待ち下さい。
せっかくなので、昨年末に藪を切り払ったところに何か出てきていないか見てきました。
まずは写真の右側の杉林の中
今までこの林には春に入ったことがなかったのですが、ここにはエンレイソウ、ショウジョウバカマ、サイハイラン(葉っぱだけ)がありました。
エンレイソウは久しぶりに見ました。こんなに特徴的なのに、しかも春の林の中に咲くこの花は結構お気に入りなのに、名前を思い出せず家で調べました。(´;ω;`)
サイハイランの葉に至っては、最初に見た1枚を笹と見間違えました。立ち上がってきょろきょろしてもどこにも笹はなく、よく見たら地面からちゃんと生えていました。花は6月ごろでしょうか。
この斜面を横へ横へと移動し、年末に藪を刈り払った場所に行くと一凛ぽつんと咲くキクザキイチゲを見つけました。
おぉ~、としばし感動していたのですが、よくよく見ると結構咲いていました。
そういえば、イチゲは昨年の春もちらほら咲いているのを見た記憶が・・でも、ここまで群生はしていなかったと思います。林床に日を当てるとちがうのよね、きっと、と一人でニヤニヤしていました。
昨年刈り払った時に残しておいたタラの木4本もそれぞれ頭頂に新芽をつけていました。こちらは写真がピンボケ。
そして、「あ、ウド?」と思って思わず採取してしまったのがこちら
採ってからよく見たら、毛がない、べたべたしない、匂いもない・・騙された。ちょっとがっかりでした。シシウドなのかな。ちょっと自信がない。
それでも、帰りには来るときに見落としていたミツバっも発見できたし(こちらは味も臭いもミツバでした)、今日は収穫の多い一日でした。
池のミツガシワはまだ緑にすらなっていませんが、近くまで来たらちょっと車を降りて散策してみてください。春の山野草を見つけられるかもしれません。
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