今日の火打池(5月8日)

 困りました。どうにも水が引きません。

 先週から変わった点といえば、テラスの骨組みの縦の単管キャップが水面に出てきたという点でしょうか。10cmぐらいは減っているかと・・。
 さすがにいつまでも水が引かないとあとの作業に支障をきたすので、大さんが山から出てくる水路の水の流れを変えてくれました。これで来週には池の縁に下りれるかな。

ようやく見えた単管のキャップ
少し水量が減った水路

 ミツガシワの花もちらほら咲き始めてしまいました。来週満開になるぐらいかな。暖かい日が続かないせいか、花も遅い気がします。

 林の中ではエンレイソウはそろそろ終盤、代わってツクバネソウが育ってきました。斜面にはウルイ(オオバギボウシ)が出てきたので新芽をちょっといただいちゃいました。お浸しにしていただくのがお気に入りです。

ツクバネソウ
ウルイ

 さて、本日の作業は上の池のクロサンショウウオの卵周りの藻やヘドロの除去。

土手の左側が池

 池(左の写真の土手の左側)の方は、深いところで1mぐらいあるそうです。
 畔から網を伸ばしても池に埋まっている枝に引っかかりはかどらないので、胴長を装着して池の中に入ります。
 泥の中に沈んでいる枝や葉っぱを泥ごと掬い上げ、池の外にポイポイと投げるのですが、一か所に留まって作業をしていると足が泥の中に沈みこんでしまい、足をぬくのに苦労しました。
 焦って足を抜こうとしてバランスを崩しすと、手つく場所がないので大変なことになります。
 このあたりの土は粘土質なんですよね。火打池もそうですが、池に入っての作業にはちょっとコツがいります。

 因みに、池の中は大変だろうなと覚悟していたのですが、隣の田んぼも予想以上に泥が深く、作業がはかどりませんでした。深いところは膝ぐらいまで埋まり、案の定、足を抜こうにもびくともしない・・・。
 さすがにこれでは効率が悪すぎるので、途中から田んぼに生えていた草の根の上を足場とすることにしました。何度か踏み外してはまってしまいましたが、効率は良くなりました。

 そんなこんなで1時間半。最初と比べればきれいになったので、これで良しとすることにしました。作業を終えて田んぼ跡を見ると、藻に隠れて見えなかった卵塊がずいぶんあったことに気づきました。どのぐらい孵化するのか楽しみです。写真がなくてごめんなさい。
 ところで、藻の下にはたくさんのオタマジャクシが・・・。この日は暑かったので日陰で涼んでいたのでしょうか。藻と一緒に随分陸揚げしてしまった気がします。ごめんなさい。


 あと気になったのは下の写真。卵の中にもうひと卵?のようなものがあってちょっと不思議です。たくさんあった卵の中で2つだけ。何でしょうね、ちょっと気になります。

来週こそ、火打池の周りに下りられますように🙏

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