今年もイノシシが・・・

実りの秋、収穫の秋、果物の秋、天高く馬肥ゆる秋、人も肥える・・・。
いい季節になりました。稲刈りが終わって雪が降る前のこの季節、この辺りでは一番のんびりできる季節のような気がします。

が、しかし、この季節になるとあちらの畑、こちらの田んぼから悲鳴が上がります。
そう、火打池からも・・・・

やられました、イノシシです。
センサーカメラで確認したところ、親2頭、子ども1頭が写っていました。しかし、センサーカメラの設定が「写真」だけなのと撮影間隔が15分に1枚なので、実はもっといたのかもしれません。

 しかし、彼らはどうしてここに来るのでしょう?
 獣害対策の専門家に聞いたところ「春と秋には草の根、木の根が太くなるから掘り起こしが増える」とのことなのですが、しょっちゅう草刈りをしている池の周辺にはそんなに草の根っこも太ってはいないはず。
 一段高くなっている耕作放棄地の方が、草刈り頻度が低いので草の根が充実していると思うのですが、イノシシに聞いてみたいところです

 それからもう一つ、今回、なぜか木道に沿ってきれいに耕されています。

 木道の杭や土台が邪魔になって刈残しが多く、それ故に草の根が充実していたということなのでしょうか。こんなにきれいに草の痕跡が無くなるまでやるとは、よほど美味しい根っこがあったのでしょう。

水路もやられてしまったので、来春はまた補修作業です(´;ω;`)。今のうちに水路の底に敷いていた石を集めておかなければ・・・。

 水路の修繕は来年するとして、今は法面の草刈りをしています。

 草刈りというよりも「クズ」や「カナムグラ」を引っ張って切って、丸めてポイという作業です。
 ヨシやススキなら「これはこれで風情がある」とも思えるのですが、それらをクズ覆ってしまうと一面クズの馬鹿でかい葉っぱになってしまい、風情も何もあったものではありません。その下にジメっとした空間ができてしまうのも嫌です。
 この空間、実は曲者で、年季が入ってくると雪が降っても潰れないのです。潰れてくれないと、山菜や春先の山野草が生えてこられないのです。
 なので、晩秋の草の勢いも弱くなってきたこの季節には、来年の春の楽しみのために法面の草刈りをするわけです。これをやっておけば来年、コゴミとワラビがたくさん採れるはず!

 しかし、この作業はっきり言ってはかどりません。私の小型草刈り機ではクズ退治などとてもできないので手作業です。1時間半やってこの程度です。

作業前
作業後

 因みに、山菜の王様といえば「ゼンマイ」という方が多いと思いますが、何かと手のかかるゼンマイは私の手には負えずコゴミとワラビで十分です。

長くなってしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございました。m(__)m

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