なぜ筏を作ろうと思ったかといえば、陸からだけでは到底手の届かないところまで水草が茂り水面を覆っていて、しかもこの池の深さが5mぐらいあるのではないかと思っていたためです。
もっとも、筏を作るのが面白そうだ、という気持ちも少しはありましたが。
しかし、池の植物の除去がひと段落し筏の必要性が薄くなった後に、雪害で筏が大破したのですが、すぐに作り直してしまったあたり、筏を作ることが楽しいのかもしれません。
池に筏、あったらおもしろいよね。
作業用にということで、とにかく安定性重視で作ったためこの1号筏はとてつもなく重いものでした。
設計図を作って作ったのはこれだけなので、作り方を載せておきます。
ドラム缶筏1号の材料
竹 直径8cm、長さ150cm | 20本 | クレモナロープ 6mm | 100m | |
100Lドラム缶 | 4本 | クレモナロープ 3mm | 30m | |
角材 5cm×5cm×200cm | 8本 | さび止め用ペンキ | 1缶 | |
角材 5cm×5cm×150cm | 6本 |
設計図
ドラム缶筏1号の作り方
①竹を調達し、150cmの長さに切りそろえる。
②角材で枠を作り、その上に竹をロープで括り付ける
③底の部分になる木枠を組んでそこにドラム缶を乗せる
④木枠にドラム缶をロープで括り付ける
⑤足場にドラム缶を乗せ、足場の下の角材とドラム缶の底の角材をロープで結びしっかりと固定する。
筏1号はこんな感じで二人一緒に乗れました。
写真は子供+大人ですが、大人二人もいけました。
一年目、二年目と大活躍だったのです。
(2018年9月完成)
安定感抜群の筏1号でしたが、冬の間、陸に上げることはできても解体して軒下に避難させることはできなかったため、2021年の大雪の年に大破してしまいました。
この時点で池の水草の除去はほとんど終わっていたので、ここからはコンパクトで陸揚げ、進水容易な筏を目指して改良しています。
ドラム缶2本だけの筏2号
(2021年5月制作)
ロープでの固定が甘かったのか、2時間持たずして一部崩壊してしまいました。
浮力抜群コンパクトな筏3号
(2021年6月制作)
筏2号崩壊後の2週間後ぐらいにできていました。
筏1号と比べると水面が近いのでジュンサイ取りに活躍しました。
前年の大雪での大破で反省し、冬は解体して大さんの実家の軒下に避難させました。
遊覧できる筏4号
(2022年7月)
ついに座席がつき、オールまで購入してしまいました。
ここまでくると作業用ではないですね。
ジュンサイ採りに活躍しています。
冬前に解体したので、来年もこの形なのか、また新たな形になるのか・・・。
それにしても、雪でベコベコにつぶれてしまったドラム缶ですが、穴があいて中に水が入ることもなく、よく頑張ってくれています。
以上、火打池の管理用筏の変遷でした!