今日の火打池(5月15日)

やっと、ようやくここまで来ました。
木道も顔を出しましたが、まだ浮いている状態の場所もありますので、木道は立ち入り禁止でお願いします。

ミツガシワもほぼ満開。今年は土手の上から眺めることになってしまいました。

斜面や林の中は着々と季節が進んでいます。写真はありませんが土手にはワラビが生えてました💕

ツクバネソウが花を咲かせました。地味ですが・・・。
こちらはレアな5枚葉 ガクや雄蕊の数も違うんです
サイハイランの葉も立ち上がってきました。
オオカメノキの花

上のミニ池のクロサンショウウオの卵はといえば・・・

 田んぼ跡には相変わらず藻やヘドロが浮いてきていましたが、卵の中には幼生の姿が確認できました。あちこちに卵のうの残骸らしきものが見られたので、すでに孵化している子たちもたくさんいると思われます。
 しかし、田んぼ跡地は大量のオタマジャクシに占領されており、孵化後、無事に生き延びられているのかが気になるところです。この日、クロンショウウオの幼生は発見できませんでした(根気がないだけかもしれません)。
 卵のうがたくさんあったので、少しは生き残るのだろうと思いますがオタマジャクシに食い尽くされないことを祈るばかりです。クロサンショウウオの卵を持ち帰りたい気分になっているのでした。

 ところで、毎年のことではあるのですが、今年も火打池の周辺では大量の帰宅困難タニシとメダカが出現しそうです。
 下の右側の写真、杭の右が池で左が陸地なのですが、陸地の方にもタニシがたくさんいます。水が引くと取り残されたタニシはハクビシンかタヌキの餌になります。池に来た時に砕かれた殻を見つけたら、それはハクビシンかタヌキの食べ跡です。
 そんな運命のタニシですので、池に遊びに来られた際には、お持ち帰りいただいてもOK、池に戻してあげてもOKです。気にかけてあげてください。

右が火打池、杭のある場所は観察台を置いていた場所
青で囲んだものがタニシ

 火打池の前の県道の改良が去年終了しました。近くに離合所もありますので短時間なら車を停めていても大丈夫だと思います。水が引いたら遊びに来てくださいね。

 今回は長文になってしまいました。最後までお読みいただきありがとうございました!

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